小学館その1
はいどうもレッドです。
三日坊主で終わるかもと思っていたこのblogですが割りと続いてきました
今回から小学館です
名に削ぐ和ぬディープで暗い作品も多くありますね
・日本沈没
映画化かなんかされていたかなと思いますこちらその名の通り日本が沈没していくお話。
始めは一部が沈没するだけ(それでもすごいけど)だったり大きめな地震がくるだけでしたが、日本各地にいる優秀な研究者やらなんやらの人たちが日本の違和感に気付きます。
地学系に関しては学がないので、どこまでがリアルでどこからが創造なのかは曖昧ですが、割りと深く読んでも日本が沈没していく理論に大きな矛盾がないように思えました。
「もし明日日本が沈没したら??」
そんなマラソン大会前日の小学生のような想像をマンガにしてしまいました。
最後も、スーパーヒーローが救ってくれるなんていう陳腐な終わりでなく、納得のいく結末でありました。
20巻ちょっとあって暗い内容も多くありますが、普段暮らしている日本という大地のありがたさに気付けるそんな学術的哲学的マンガです。
・ARMS
正直全然覚えていないのですが読んだ記憶は一応あるのでご紹介。
近未来のSFチックで陳腐なバトルマンガだったかなと。
やはり自分も年をとったのでしょう、主人公達の青臭さがどうも好きになれず感情移入もできない…
とある理由で人生に絶望してしまった青年が死の間際に現れた裸の男「WILL」によって新人類にさせられます。
そこからその青年の旧人類を駆逐し新人の世界を作っていくお話が始まります。
こう書くとかなーり陳腐なストーリーですが、少年誌にありがちなハイパーインフレバトルものではありません。
新人類になった主人公の青年は一応特殊能力を使えるのですが、たくさん使うのははじめの方だけで後半は「そういえばそんな力あったな」と思っていまう程使われませんのでご安心を
ある日実は新人類にさせられたのは主人公だけでなく、世界各地にいることがわかります。
そしてなんやかんやで(この辺は読んでほしい)日本を操る必要が出てきた主人公は総理にさせる相方を見つけ、そこから政治的な展開も多くなっていきます。
とまぁ自分の文章力じゃこの辺が限界…
とにかくかなりオススメマンガです。
best20をあげるならギリ入ってくるんじゃないかな!
ちなみに続編でオメガトライブキングダムがありますが、何故区切ったのかと思うほど繋がっていますので両方ご覧下さい。
・バンビーノ
ドラマ化されたのでかなりメジャーな作品かとは思いますがご紹介。
ドラマ化とか映画化は良いと思うんですよ
その作品の良さをきっちり伝えられているのなら
バンビーノはそこまでオススメのマンガではありませんが、ドラマで割りと面白いと思えた方なら是非原作を読んでほしいなと思います。
あとイタリアンがいっぱい出てきますので、カッコ付けのためでも勉強したい人にはオススメ
・重版出来
はいきた
これね、1巻出てきた時に読んで「あ、これはドラマ化されるわ」と思ったんですよ
めちゃくちゃ面白いとかそうではなくて、就職氷河期の当時新卒の悩みや仕事に対する思いを描いたこのマンガは時代にフィットするだろうなと感じたのです。
ただなんかコマ割りや心理描写がどうも少女マンガっぽい。
苦手な人は注意です。
主人公(♀)と職場の人間関係の一部には癒されるし羨ましい
・このSを見よ
主人公の青年のおしりにはアザがあり、そのアザを女性が見ると虜になってしまうというまぁなんともうらやまけしからんなお話。
良いなぁ俺にも欲しいなぁと思ったそこの貴方!!
残念ながらこのアザによる虜状態は挿入して抜くと終了します。
初恋の人にグダグダしている主人公はあまり好きになれませんが、割りとおっ?なるびっくり展開もあってストーリーを楽しめます。
・都立水商
タイトルで想像出来ますが、都内に水商売についてを教える学校が設立されそこに一期生として入学する生徒達とその先生の様子を描いています。
主人公は一応先生かな。ちょっとぬーベーに似てる気がする
男女ともに水商売(ホストとかソープとか)について勉強したい人にオススメ
・~アフロ田中シリーズ
好きなマンガでもご紹介しましたがシリーズがいっぱいあるのでこちらでも。
シリーズは高校→中退→上京→さすらい→しあわせとなっており、しあわせアフロ田中は現在連載中、彼女と同棲を始めましたw
高校編はまだ軸にブレがあり(メインはギャグですが)少し熱い友情やケンカ、部活(ボクシング)のシーンなどもあります。
何が面白いってこのマンガ、主人公の田中が自分とほぼ同い年で話が続いていくんですよね。
始めて読んだのは20歳ぐらいの頃で田中もそのぐらい、シリーズは上京だったかな。
なによりびっくりしたのは、自分の友人が初めて結婚したのと田中の友人が結婚したタイミングがほぼ重なったこと。
その辺りから田中に起きる出来事は他人とは思えないw
まぁでも自分の仕事の特性上、カンボジアに飛ばされることはないかな…
とうわけで1980年代後半から90年代前半生まれの人は特に楽しめるマンガなのかなと!
ちなみに映画も見ましたが特にノーコメント
・オケラの翼
さすらい編の最後で田中がカンボジアに飛ばされあぁこれで終わりかと思ったころにスピリッツで連載を再開されました。
田中とはうって変わってイケメンで金もかり超モテる主人公が、一度死にます
そして神様によって蘇生されますが、その蘇生する条件は「お金を使えなくなる」というもの。
のりつけさん作品なので当然メインはギャグですが、文明的な人間の生き方を再度考えさせられる良作品です。
しかしあくまでギャグなのでそこメインでお楽しみ下さい。
最後の方に田中が出てきてしあわせ編に繋がっていきます
・相棒
ドラマで超有名ですがマンガもあったことを知らない人も多いのでは?
ドラマは見たことはありませんが、魅力は推理ものであることと右京さんの飄々とした雰囲気ではないでしょうか
ドラマ好きだった人、ドラマは見てないけどとりあえずマンガならという人にどうでしょうか
・健康で文化的な最低限度の生活
誰しもが中学生の時一度は耳にしたことのあるタイトルですね。
このマンガのテーマはずばり「生活保護」
役所の福祉課で働く人々とそこへやってくる生活困窮者達の様子を描いています。
現在スピリッツにて不定期連載中。
まぁ暗めな見ていて心が苦しくなるようなお話が多いですね…
共感することは多くはありませんが、大人なら誰しも無視できない日本の重要なテーマかと思いますので一度ご覧下さい。
………ドラマ化、されると思いますw
こちらもスピリッツにて連載中ですが、休憩というか、癒し要素のあるほのぼのマンガです。
ともととその仲間達の日常を描いたなんてことはない平々凡々ストーリーですが
、子供が見て楽しむものでなく大人が見て懐かしむマンガかなと思います。
こんなやついたなーとか、こんなこと良く大人に言われたなぁとか酒をのみながらならホロリと来てしまようなお話満載です。
はい、というわけで小学館その1でした。
本棚にある順で紹介しているので、今回は青年誌が多くありましたね。
しかも重めなマンガが多かった。
でもなんでしょうね、暗い気持ちになるとわかっているマンガでも読みたくなるのは。
理由答えられる人募集しております…
小学館は集英社よりは少ないかもしれないのであと多くて3回かな!
ではまた!